熱源 電子書籍 [ 川越宗一 ]って何?
<p>降りかかる理不尽は「文明」を名乗っていた。<br /> 樺太アイヌの闘いと冒険を描く前代未聞の傑作!</p> <p>樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。<br /> 開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。</p> <p>一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。<br /> ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。</p> <p>日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。<br /> 文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。</p> <p>金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。